鮮度保持の課題に対する解決策として、急速凍結が脚光を浴びています。急速凍結とは、食品を冷凍する際「中心温度の最大氷結晶生成温度帯(-1℃~-5℃)を30分以内に通過させて凍結を行う」こと。この温度帯は生成される氷結晶が大きくなりやすく、食品の細胞にダメージを与えることがあるため、水産物の鮮度保持は「食品にダメージを与えず、いかに速く凍結するか」が鍵となります。
既存のどの凍結技術も、環境負荷における全ての問題を解決できません。再利用可能な水と塩しか使わない「ハイブリッドアイス」は、-21.3°Cの超急速凍結で鮮度保持はもちろん、環境負荷の課題すらも解決します。
FrostiX社のハイブリッドアイスは、水産業の生産から小売飲食店への販売まで、食品業界の一連の流れに革新的な価値を提供します。例えば獲れたての魚介類を急速凍結し、そのまま市場や小売店へ。
または、加工したての商品を急速冷凍し小売店へ。これにより鮮度が保たれ、高品質で安全な冷凍食品の提供が実現します。
SOLUTION
PRODUCTS
ISSUES
FEATURE
POSSIBIRITY
圧倒的な力を発揮する次世代の氷製造技術だからこそ、鮮度維持や混載管理、超低温輸送を実現。
その温度管理の正確性は精密機器製造や医薬業界での活用を目指しています。
従来「不凍液」ともみなされていた高濃度塩水。その23.5%という高濃度塩水による製氷が可能な「ハイブリッドアイス」。この次世代の製氷技術では、製氷に使用する原水の濃度を調節することで、冷凍から冷蔵温度帯まで用途に応じた氷を製造する事が可能です。
この革新的な冷却ソリューションは、効率の良い冷却プロセスを実現することで、エネルギーコストの削減や低電力化へと繋がります。
ハイブリッドアイスは、これからのコールドチェーンの新しいスタンダードとして各業界の品質保持と持続可能性を向上させるための基盤を築きます。
CASE
多数のお問い合わせをいただきました
世界第2位のシーフード消費市場である東南アジアを中心とした、水産物バイヤーのための展示会「Seafood Expo Asia 2024」に参加。
実際にシンガポール国内の水産加工会社様をはじめ、国内外複数社から実証実験リクエストを頂くなど、多くの反響を呼びました。
身近な食品でハイブリッドアイスの凍結技術を体験していただける「凍結試験」をご提供しています。
お送りいただいた食品をハイブリッドアイスで凍結処理し、2〜3日以内にサンプルを返送いたします。
なお、サンプルの送付方法は、環境や時期、食材の種類により異なる場合がございます。詳しくは担当者とのお打ち合わせ後にご案内いたします。
Our Team & Partners
2012年にスリー・フォレスト・ロジを設立し、多数の物流コンサルを手掛ける。
物流改善に従事している中で、冷凍・冷蔵輸送に課題を感じ、2024年にFrostiX株式会社の代表に就任。当社の技術を用いて、高信頼性の凍結技術を提供している。
冷凍ビジネスの専門家。1985年兵庫県生まれ。一橋大学商学部卒業。
博報堂でマーケティング業務に従事した後、 スタートアップのCMOを経て、日本唯一の冷凍技術・冷凍ビジネスに特化した コンサルティング会社、株式会社えだまめを創業し代表取締役に就任。
大企業、スタートアップ、行政機関など幅広いクライアントに 冷凍食品の開発や産業振興のソリューションを提供。 世界初の日本酒たっぷりアイスクリーム「SAKEICE」を立ち上げ、運営している。
MISSION
「もっと新しく、もっと豊かに」。私たちが目指すのは、そんな当たり前が待っている未来。しかし地球上には、医療品や食品、精密機器などの必要なものを適切な状態で手にすることが難しい場所や環境が存在します。だからこそ私たちは新たな凍結技術を世界中に広げ、物やソリューションをきちんと届けることで、人々の暮らしを一新することに挑みます。誰かが必要としている品物や物資が新鮮なまま、安全なまま、一人ひとりに届くように。
INFOMATION